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2016年9月13日 (火)

彩はニコリを微笑みを送る

控えめなノックの音とともに、扉が開き、あきらの母・彩が入ってくる。
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「つくしちゃん、気付いたのね…気分はどうかしら?」

つくしを気遣うように優しく声をかける。

「おば様…ご心配かけてすみません…」

申し訳なさそうなつくしに、彩は柔和な笑みを見せる。

「いいのよ、気にしないで。
 つくしちゃんには笑顔が一番似合うわ…そうよね、あきらちゃん」

「ああ。牧野は何も考えずに笑ってればいいんだよ」

「そ、それじゃ、ただのバカみたいじゃん…!」

ムッとした顔であきらを睨むと、アハハと二人は声を揃えて笑った。

「おバカだなんて誰も思わないわよ。
 それがあなたのチャームポイントなのよ?とっても素敵だと思うわ」

その類いの褒め言葉に慣れていないつくしは思わず赤面してしまう。
その表情にあきらはドキッとする、が。

ー こんなの、類には言えねぇなぁ…

親友の想い人にちょっとでもときめいたなんて知れたら…と小さく苦笑する。
…想われている当の本人は気付いていないようだが。

そんな息子の顔にクスッと小さく笑みを溢す。

― どっちも大切だからしかたないわね…

「そろそろ類くんの誕生日よね?
 つくしちゃんの就職のお祝いもしたいし、近いうちにパーティでもどうかしら?」

「あー、いいね。そういえば就職祝いしてなかったもんな。いいだろ、牧野?」

「え…そんな私のことなんて…」

「つくしちゃん、自分のこと、そういう風に言うのはダメよ?
 この4年でとっても魅力的な女性になったって、パパも言ってたのよ?
 ほんと美作に就職してくれたらよかったのに…」

残念そうに溜息をつく。

「すみません…あたし…」

本当に申し訳ないと思っているようで、表情を曇らせ俯くつくしに、彩は『気にしないで』と笑顔を向ける。

「つくしちゃんの人生だもの、自分で決めた道を進むのは素敵なことよ?
 もっと自分に自信を持って?でないと、みんなが心配するわ…特に類くんが、ね」

え?何で?と不思議そうなつくしに。

「私はいつでもつくしちゃんの味方よ?それは忘れないでね」

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